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第12回 気になるシミについて

A子

先生お久しぶりです。

今日は宜しくお願いします。

 

先生

A子さん、久しぶりですね。

お元気でしたか?

あれっ、少し日に焼けましたか?

 

A子

やっぱり!わかりますよね・・、ショックです~。

今年は紫外線が強く感じられたので、毎日紫外線対策には気をつけていましたが、7月初旬にでかけた海でうっかり日焼けしてしまい、まだ戻らないのです。

そのせいか、いままでなかったシミが最近少し気になって・・・。

我が家は母親も胸元のシミや顔にあるシミを気にしていますし、姉も歳をとってからシミが出来てきたようで、つい先日も「30代のころはなかったのに・・・」と鏡をみて嘆いていました。

先生、シミが出来やすい体質ってあるのでしょうか?

 

先生

それはありますね。日本人のスキンタイプは大きく分けて3タイプと考えられています。

この図を見て下さい。

A子さんは日焼けした直後、赤くなりましたか?

 

 

A子

 はい、日焼け直後、肌が熱を持って少し赤くなりました。 

 

 

先生

そうしますと、A子さんは②番のスキンタイプに分類されますので、

一般的にこのタイプの人はやや日焼けしやすい=ややシミができやすいタイプと

考えて良いと思います。

ただ、シミと言っても様々なタイプがあるのをご存知ですか?ですので、スキンタイプ別に、

治療方法を選ぶことがとても重要になります。

そこで、まずはシミの種類別に簡単にまとめてみますね。

 

1、老人性色素斑(日光性色素斑)

・・・光老化から生じる、一般的によくみられるシミ。25歳くらいから注意が必要。若い時の日焼けにより悪化することもある。

<シミの特徴> 頬やこめかみに出るシミ。

 

2、日光性花弁状色素斑

・・・強い日焼けが原因で生じるシミ。紫外線の影響でメラニン色素が作られることが原因。

<シミの特徴> 肩や背中、胸元に生じる1ミリ~3ミリくらいの多数のシミ。 

 

3、炎症後色素沈着

・・・日焼け・かぶれ・ニキビ跡の炎症や、肌を強くこすることが原因で色素沈着を起こす。

<シミの特徴>ターンオーバーにより消えていく場合もある。

 

4、肝斑

・・・紫外線もひとつの要因として考えられるが、女性ホルモンとの関係が深いとされている。

<シミの特徴>主に30代~50代の女性に見られ、頬にかけて左右対称に生じる褐色シミ。

 

などがあります。

シミでお悩みの方は、クリニックでも一年を通して多くいらっしゃいます。

 

 

A子

ところで先生、私のシミはどのタイプでしょうか?

 

先生

A子さんは、日焼け後の炎症による色素沈着によるシミですね。

シミの種類によっては、レーザー治療や光治療が適している場合もありますが、A子さんのシミは色素沈着により生じているものと考えますので、上記の治療ではさらに色素沈着を起こしてしまう可能性が考えられます。

そこでまずは、これ以上シミが生じないように紫外線対策を行い、紫外線から肌を守りましょう。そして肌のターンオーバーを促すようにしっかりとしたお手入れを心がけて下さい。正常なターンオーバーにより、古い角質とともにほとんどのシミははがれ落ちます。

※真皮層に入り込んだシミはターンオーバーでは消えないと考えられます。

又肌のバランスを整え、ターンオーバーを正常化させることが大切なポイントになりますので、暑いからといって手を抜かず夏でもしっかりと保湿を心がけましょう。

そして日々のお手入れには、ビタミンCが配合された化粧品を取り入れ、今日処方しますトレチノインとハイドロキノンを併用した美白剤もお手入れに加えてくださいね。

 

A子

先生、私の母は胸元にある多数のシミがあるのですが日光性花弁状色素斑と考えてよいですか?このシミの場合はどのような治療が適切なのでしょうか?

 

先生

まずは一度受診を受けて頂きたいですね。

今回A子さんには美白剤を処方しましたが、美白剤では対応できないシミもありますので、その場合はクリニックの治療が必要と考えられます。

まずはシミの種類を見極め、そのシミにあった治療法を受けることで、シミへの悩みは確実に減少します。

お母さまにもそうお伝えください。

それではA子さん、お大事に。

 

A子

はい、今日もありがとうございました!

第11回 夏の終わりの不調肌って、なぜ起こるの? Part 2

前号より続き・・・    <  前回内容はこちら  > 

 

M子:では、私の不調肌を改善するためにはまず何をしたら良いですか?

 

先生:今回のM子さんの不調肌は

『紫外線のダメージを受けたことから生じたターンオーバーの乱れ、それに伴う肌トラブル』

と考えられます。

もともと健康な肌には、ほこりや細菌など異物の侵入を防ぐ、紫外線の刺激から守るなどの外的ダメージからバリアする力とともに、体内の水分等が外部に蒸散されるのを防ぐバリア機能があります。      

現在のM子さんの肌はバリア力が衰えたダメージ肌ですので、バリア力を高めることで乾燥をはじめとする肌トラブルは回避できます。

ではバリア力を高める為には何が必要なのか・・・、それは「肌のセラミドの生成を促す」ことです。

角質層は、細胞間脂質により水分や物質を遮断するバリアの働きをしています。

その細胞間脂質に含まれるセラミドを増やすことでバリア機能が高まり、肌ダメージを防ぎます。

またターンオーバーの周期を正常化することにより、肌は健全な状態に回復するのです。

先ほどのM子さんのお肌診断を振り返ってみても・・・・、

 

●肌が乾燥気味で硬い。

→ ダメージによるバリア低下により水分不足+肌のターンオーバーの遅れによる角質肥厚により、硬くてかさつく肌状態が見受けられます。

 

●毛穴が開いている

→ ターンオーバーの遅れによる角質肥厚で、毛穴が開いたように見えたり、肌が乾燥していることで細胞がしぼみ、毛穴が目立つこともあります。

 

●かさつきも気になるが、Tゾーンに皮脂が多くみられる。

→ 乾燥が激しくなると、皮脂が過剰にでて肌を守ります。

ここでひとつタメになるお話をしましょう。だまされたと思ってすぐ試してみてくださいね!とても簡単なことです、Tゾーンの皮脂が気になったら、いつも以上にしっかりと保湿する、つまり乾燥を防ぐことです。このような混合肌の方は乾燥対策をしっかりすることでかさつきが治まるだけではなく、肌のテカリも気にならなくなります。テカリ対策には保湿が必要なんて、普通は考えませんよね。

 

●目元に小じわが発生。

→ 小じわは乾燥が大きな要因です。しっかりと肌の水分を保持、油分で蓋をすることにより小じわは軽減します。

 

●小さなニキビが出来ている。

→ 女性の場合内的要因と外的要因があるため、いちがいには言えませんが、乾燥による過剰な皮脂分泌が関与していたり、大量の紫外線を浴びることで活性酸素が発生、それにより皮脂が酸化されるなどの原因が考えられます。

なおM子さんのように、ターンオーバーの乱れにより角質肥厚となり、不要な角質が毛穴につまりニキビが生じる場合も多いようです。

 

 

M子さんの不調肌の原因をしっかり追究できたところで、

 

 

今号のアドバイス

 

①ダメージを受けた肌には、しっかりと水分を与え、保湿を心がけましょう。

 

②保湿対策には、角質のセラミドを増やす効果のある「ビタミンC誘導体」の化粧品が有効的です。セラミドを増やすことで、肌の多様なトラブルを回避できます。

 

③ 肌の新陳代謝を高める「ビタミンA(レチノール)」が配合された化粧品を上手に取り入れることもおすすめです。

 

④ 不要な角質には肌に負担をかけないマッサージやパックなどで肌の柔軟ケアを、またピーリングアイテムなどを用いて取り除く事も効果的です。

 

⑤そして肌トラブルの原因となる活性酸素除去に優れた抗酸化化粧品も、必ず忘れずに使用しましょう。

 

 

M子:先生、色々ありがとうございました。

早速今夜から、「だまされたと思って」いつも以上に保湿ケアを心がけてみます。(笑)

そして気になるテカテカ肌とはさよならして、美肌で秋を過ごしたいと思います。

 

先生:頑張って下さいね。次回を楽しみにしています。

 

 

M子:今日はありがとうございました。

第10回 夏の終わりの不調肌って、なぜ起こるの?

おかげさまで前回の「夏に気になる頭皮ケア」編では好評を頂くことができました。

先生、ありがとうございました。

そこで今回は最近お客様からのお声も多い、この時期のお肌の悩み「夏の終わりの不調肌って、なぜ起こるのか?」についてご相談させて頂きたいと思います。

 

M子:先生、こんにちは。今日もよろしくお願いします。

 

先生:こちらこそ、お願いします。今年は全国各地で猛暑が続きましたが、M子さんはどんな夏を過ごしましたか?

 

M子:今年の夏は、いつも以上に紫外線を強く感じました。

日中は冷房の効いた会社にいるため暑さは感じませんでしたが、出勤時や帰社時の強い紫外線や暑さには閉口しました。

私は冷房にすごく弱いので家ではあまり冷房をかけないようにしていますが、今年は熱中症が不安だったり、暑くて寝れないなどで、一晩中冷房をかけていました。

そのせいか朝起きると体がだるかったり、喉に痛みがあったりして、体調的にはあまり優れない夏を過ごしました。

 

先生:それは辛かったですね。お肌の調子はどうですか?

 

M子:実は今日は、先生にちょっとお会いしたくない肌なのです。

 

暑くなってもしばらくの間は肌の調子が良かったのですが、ここ

最近肌が硬くなった感じがします。それ以外にも、小鼻から頬に

かけての毛穴が気になったり・・・。しかも、以前は感じなかった肌

のテカリが、最近特に気になり始めています。

 

先生:そういう時だからこそ、是非私に会いにきてください。

今お話を聞いたところでは、夏に良くおこる肌トラブルの症状です。

それでは早速、M子さんの肌を少し見せてくださいね。

う~ん、今気になる事は・・・・・

 

1、 肌が乾燥気味で硬い。

2、 毛穴が開いている。

3、 かさつきも気になるが、Tゾーンに皮脂が多くみられる。

4、 目元に小じわが発生。

5、 小さなニキビが出来ている。

簡単に診断するとこんな感じですね。

 

 

M子:こんなに・・・。先生・・・、私、しばらくは立ち直れなさそうです・・・。

 

 

先生:大丈夫です。きちんと要因をつきとめ、しっかりとお手入をすることにより、ダメージが修復されて健全な肌にもどりますのでしばらく頑張りましょう。

ちなみにM子さん、今感じているお肌のトラブルの要因は何だと思いますか?

 

M子:それは絶対、強い紫外線です!よね?

あとは会社の冷房がかなり強いので、肌の乾燥が気になります。

 

先生:ではお話させて頂きますね。

紫外線を浴びる機会が多い季節は、紫外線により肌がダメージを受けやすくなります。

ご存じのように肌にはターンオーバーの周期がありますが、肌がダメージを受けたことでターンオーバーの周期に乱れが生じます。

今回のM子さんの不調肌の要因も、紫外線のダメージからはじまった肌トラブルです。

今夏はニュースでも取り上げられているように、全国各地で連日の猛暑が続いています。

8月に入ってからの東京は、最高気温「35℃」や「36℃」が続き、夜になっても気温が下がらず熱帯夜の記録を更新したとのことです。

それにプラスして日中はコンクリートの照り返しが強く、体感温度は40℃以上と想定されます。じりじりと照りつける痛いくらいの紫外線を受け、ダメージを受けた肌は紫外線や有害物質が体内に侵入するのを防ごうと働きます。その結果角質が厚くなるなどのターンオーバーの遅れが生じるのです。

もともとダメージを受けた肌は水分の保持能力が低下していますが、毎日使用している冷房がさらに肌の乾燥を加速させてしまいます。

冬場の乾燥対策は、加湿器をつけたり、保湿性の高いクリームを使用したりと意識的に気をつけますが、夏場は汗で肌がべたつく事を嫌い、クリームなどの油溶性のアイテムを使用しないなど肌の乾燥は進む一方です。

 

以下を見て下さい。

・紫外線で肌はダメージを受ける。

・肌を守るため角質をため込み、角質肥厚となる。

・肌がごわつく、毛穴が目立つ、ニキビが出来るなどの肌トラブルが生じる。

 

先生:今のM子さんのお肌はこんな感じです。

もう少したつと気持ちの良い秋風が吹き始めますが、その風は肌の乾燥を促す要因の一つですので注意が必要です。

 

M子:なるほど、納得しました。

では、私の不調肌を改善するためにはまず何をしたら良いですか・・・・

 

続きは次回お伝えさせていただきます!!

第9回 夏に気になる頭皮ケアや抜け毛について Part 2

前回よりつづき・・・

 

先生:そして頭皮ケアのポイント2つ目は、頭皮の血行を促すこと、これも大変重要なことです。

人間の体内では毛細血管を通って、酸素や栄養が各箇所に送り届けられます。

体の中でも頭皮の細胞は一番活発に働くと言われており、頭皮にある毛髪を生成する工場に十分な酸素や栄養がうまく届かず滞ってしまうことにより、栄養不足による細毛や抜け毛の原因につながってしまいます。

そこで十分な酸素と栄養を送り届けられるように、頭皮の血行促進を妨げる以下の内容に気をつけましょう。

 

1、 喫煙

2、 寝不足

3、 紫外線

4、 ストレス

 

又最近流行のヘッドスパは血流を促すことに関して、頭皮にはとても望ましい施術です。

リラックスからくる心への癒し効果としてもおすすめです。

もし自宅でマッサージをする際にはあまり力を入れすぎないのがポイント、毛髪1本に100gの力が加わると抜け毛につながってしまうので要注意です。

そうそう、頭皮ケアは頭皮が温まった入浴時に行うと最も効果があると言われています。その際には頭皮や毛髪に負担をかけないように十分気をつけることや、血行促進に長けた成分である「ジオウエキス」や「センブリエキス」が配合されたシャンプー剤を使用するのも簡単ですが効果があります。

 

Q:先生、私1、2がばっちり当てはまるんですけど。このまま抜け毛が増えてしまったら困ります。

 

先生:そこです。実はまだまだ気をつける事は他にもありますが、あまり気にし過ぎないことも大切です。

人間は気にし過ぎることで知らず知らずのうちに、ストレスを感じ、その結果ストレス物質を生じてしまいます。

ストレス物質は、頭皮にも肌にも、そして自律神経にも影響を及ぼすことがありますから

前向きに考えて下さい。

長くなりましたが、私が考える頭皮ケアのまとめをしますね。

 

1、必要なものは残して、不要なもの洗い流す選択機能をもつシャンプーを選ぶこと

 

2、血行不良につながる行為は極力避けること。極力です。

 

3、そしてストレスにつながらないよう、気にし過ぎない(抜け毛等)、やり過ぎない(洗浄等)などの気持ちの持ち方も大切だと思います。

 

 

そうそうシャンプーは1日1回、出来たら夜寝る前に1日の汚れをリセットし、毛髪を痛めないようにきちんと乾かしてから寝る。小さいことですが、毛髪にとっては重要ですからお忘れなく。

また毎日洗髪しなくても、頭皮にダメージを与えることはありません。ただ整髪剤を使用したり、自分でも汗をたくさんかいたな・・・と感じた時には、シャンプーすることをおすすめします。

 

色々勉強になりました。先生、本日はありがとうございました。

第8回 夏に気になる頭皮ケアや抜け毛について

ホームページリニューアル記念の今回は辻先生に夏になると気になる頭皮ケアや抜け毛について質問形式でお伝えさせていただきます!!

 

Q:私は以前から髪の毛には気を使っています。今の髪を維持するため、市販されている毛穴の汚れを取る効果のあるシャンプーを買って、朝と夜にかかさずシャンプーをしてます。だから十分頭皮は清潔なはずなのですが、最近やけに抜け毛が増えてきたような気がして悩んでいます。

 

先生:抜けづらい健康な毛髪を育てるには、まず頭皮ケアに重点をおきましょう。

今日は2つのポイントをお伝えしますね。

 

まず1つ目。

巷では抜け毛予防の一環として、すべてを取り去る洗浄力の強いシャンプーが多数販売されていますが、私達医師は頭皮と顔の皮膚は1枚皮で形成されているという認識があるため、頭皮にも顔と同じようにある程度の皮脂や潤いが必要と考えております。

 

つまりとり過ぎないということです。

 

またシャンプーの回数ですが、1日1回で十分です。

 

Q:えっ、頭皮は過剰な皮脂が出やすい分、洗顔以上に汚れをしっかり落とすことが必要だと思っていましたが・・・・。

 

先生:確かに頭皮の皮脂は肌の皮脂に比べ、多く分泌されます。

ただ顔の肌と同じように、頭皮にもある程度の皮脂は必要です。

肌にも頭皮にも

 

1、 潤いを保つ天然保湿因子「NMF」

 

2、 NMFの溶出を防ぐ細胞間脂質「セラミド」

 

3、1と2の蒸発を抑える皮脂

 

以上をバランス良く保つことがとても重要です。

 

そうそう、ちょっと思い出して下さい。

冬場などいつもより肌が乾燥してしまった時に、目元まわりがシワっぽく感じたり、いつもの化粧品を使っただけで少し刺激を感じたことがありませんでしたか?

それは乾燥により肌がダメージを受けやすくなっていて、つまり肌トラブルを受けやすい肌環境になってしまったからなのです。

水分と油分を整えて肌環境を整えてあげることは頭皮にとって、とても大切なことなのです。

 

Q:そうなのですね。

私はてっきり、洗いきれていない汚れや皮脂が徐々に毛穴につまり、抜け毛を促していたのかと思いました。

 

先生:もちろん頭皮の過剰な皮脂やほこり、整髪剤等の汚れを洗浄する事は必要ですので、適度な洗浄力のあるシャンプーを使ってその日の汚れを洗い流す事は必須です。

その際頭皮に負担をかけない成分を配合したシャンプーで洗うことを続けると、頭皮が整ってきます。

整った、健やかな頭皮からは、健康で強い、しっかりとした毛髪が生まれてきます。

 

そして頭皮ケアのポイント2つ目は・・・

 

続きは次回お伝えさせていただきます!!

第7回 脱毛について

皆様、こんにちは。 今回は脱毛のことについてお話しようと思います。

 

【毛周期のサイクル】

まず、毛には毛周期というものがあります。
毛が生えている「成長期」⇒抜けかけている「退行期」⇒抜けている「休止期」 ⇒「成長期」とサイクルを繰り返します。
場所にもよりますが休止期の毛穴は結構多く、実際は全体の毛穴の3から4割程度しか生えていないこともあります。

 

【脱毛の種類】

脱毛の施術には数種類があります。それぞれについてご説明しますね。

 

■ エステなどで行なうワックス脱毛

これはブラジルなどでポピュラーなことから、ブラジリアン脱毛と呼ばれたりします。
ワックスで生えている毛を引っ剥がしてしまうことです。メリットは安価なこと、一気に広範囲の脱毛が 可能なことです。また永久脱毛の効果はないので、また生やしたい場合には 最適です。眉毛など流行があったりする場合には、部分ワックス脱毛が人気です。
当然成長期、退行期の毛しか抜くことが出来ません。デメリットはワックス状の液体自体がアレルゲンになったり、剥がすという外力が皮膚を荒れさせてしまったりする可能性があるということです。

 

■ IPL脱毛、レーザー脱毛

実はこれは医療機関でしか出来ません。エステなどで宣伝があることもありますが実際は微妙なところです。とはいってもレーザーもさまざまで、家庭用のレーザー脱毛機なんてものも
ありますから違法とはいえませんが。。。現時点において効果が広く認められている 脱毛機械は医療機関でしか施術出来ないのは事実です。
いままで、レーザー脱毛の方がIPL脱毛(光脱毛)より強い効果を出すことができましたが現在では、IPL脱毛も進歩しており効果はレーザー脱毛機とそれほど差はないようです。
さて、これらの機械は単純に黒に反応し、黒いものを焼く機械です。つまり白い毛(白髪)には反応しません。同じように休止期と退行期の毛(退行期の場合、毛根部分には既に毛がなかったりするため。)も反応しません。
クリニックで何回か施術が必要なのは、毛が生えていない毛穴が多数あるからなのです。
このような理由からデメリットとして日焼けしている人には適していないことがあげられます。
日焼けしている場合、毛根より上層の表在メラニンにレーザーが吸収されてしまい効果が出にくいばかりか場合によってはヤケドしてしまいます。またあまりに細い毛には反応しずらいということも挙げられます。ただ、私達のクリニックでは産毛にも反応する(うなじなどに最適)機械もあり、医療機関は研究を重ねています。

 

■ 針脱毛

最近ではあまり行われていませんが、毛穴1個1個に脱毛針という細い針を挿入し、毛根を焼いてしまうというものです。メリットは毛周期に関係なくすべての毛穴に行なうため、に効果が非常に高いことが挙げられます。また黒に反応するわけではないために、白髪でも問題ありません。どうしても抜けきらない白髪のひげなどには唯一の方法です。

デメリットは痛いこと、時間がかかる(施術自体が1本1本のため)こと、結果が施術者の技術に大きく左右されること、コストが高いということがあげられます。

 

■ 自己処理

自己処理をする場合は、よく切れる剃刀や専用の機械で「剃る」ことをお勧めします。よく切れないと埋入といって、剃った毛が入り込んでしまうことがあるので要注意です!

剃る場合、毛根が抜けることもなくレーザー脱毛をしてみようということになっても、問題なく施術を受けることが出来ます。(実際、クリニックでのレーザー脱毛の前処置で毛はすべて剃ります。生やしてきてくださいね!というクリニックさんもありますが生えている部分を確認するためだけです。私達のクリニックでは剃ってもらってもOKです。

わき毛を生やしたまま社会生活をおくるほうが酷ですよね。笑。)でも抜いちゃだめです。前述の通り、レーザー脱毛は黒に反応するので抜いてしまうと黒い部分がなくなり反応しなくなってしまいます。

そして抜くことのデメリットがもうひとつ。それは色素沈着することです。抜く場合、ちょっと痛いですよね。これはそこに若干傷が出来るということを意味しています。すると少なくない割合で炎症性色素沈着が発生します。ワキの毛を抜いていたら脇が黒ずんだりします。これが色素沈着です。男性でひげを抜いている場合にも起きることがあります。このような理由から抜くことはお勧めしません。

また脱毛クリームというものもあります。これは外に出ている毛を溶かしてしまうものです。
ケミカルな物ですのでアレルギーや肌荒れに要注意です。もし行なうのであれば少量から試してみることをお勧めします。

第6回 高濃度ビタミンC点滴について

みなさん、こんにちは。辻 晋作です。
毎日寒いですがいかがお過ごしでしょうか?最近良く考えることがあるのですが、いつから寒いのがいやになったのでしょうか?雪がいやになったのでしょうか? こんなこと書いたら雪国の方に怒られちゃうかもしれませんが、雪をみて心が踊った 幼少時代から考えていつから雪が嬉しくない存在になったのかと考えてしまいます。(笑)

さて、今回は高濃度ビタミンC点滴のことについて少しお話をさせていただきます。
実はこの点滴を最近僕らのクリニックでも導入したのですが僕が思うにこれから日本でもブームになると思います。

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がん治療から始まった高濃度ビタミンC点滴
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そもそも高濃度ビタミンC点滴は、2005年にアメリカでがん治療として提唱された非常に新しい治療です。ちょっと難しくなるのですがビタミンCは自分が酸化されることで強力な抗酸化作用を発揮します。

つまりビタミンCは体が酸化する(錆びる)ことを自分を犠牲にして防御します。その際に大量の過酸化水素が発生します。正常な細胞は過酸化水素を中和できますが、癌細胞はこれを中和できず死んでしまうというのです。選択的に癌細胞だけに毒として働きかけることができるのです。

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お肌にも必要不可欠なビタミンC
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美容においてビタミンCはまた大きな役割を果たしています。皆様が肌の張りとして認識されているコラーゲン、この物質はビタミンCがないと合成できないのです。

ドクタープロダクツ製品がビタミンCにこだわっている理由もここにあります。肌にとってはビタミンCはなくてはならない存在なのです。そして、コラーゲン生成のためだけではなく前述のとおり非常に強い抗酸化力を有しているため抗シミ効果、抗乾燥効果など美肌には欠かせない役割を担っているのです。

しかしながら、経口摂取では大量のビタミンCを血中に取り込むことはできません。ここで点滴が唯一の手段となるのです。点滴であれば十分な血中濃度を達成することができます。以上のように健康維持、美肌作用が非常に強力であり副作用のほとんど考えられない高濃度ビタミンC点滴は今後ブームになると思います。

ちょっと意識してみてもいい治療と思いますよ。さて、明日は雪が凍っていなければいいですが。。。(笑)

第5回 美容医療について

皆様、こんにちは。今回は美容医療についてお話します。
お肌にハリを出したい!若返りたい!という願いは、多かれ少なかれ皆様がもたれているお気持ちだと思います。

そのような美容医療には従来大きく分けて 3 つの方法がありました。

 

「手術」

一つ目は「手術」。これは単純に伸びた皮膚や、筋膜を縮めるという方法です。単純明快ですが術者の
センスと患者さんの希望がきれいに合致しないと満足する結果は得られません。術後に腫れたり内出血があったりして人によってはつらいものですが、手術によって不自然になるとも限らず目の周りなどはレーザー治療よりも手術が最もきれいに若返る方法だったりします。

 

「レーザー治療」

二つ目は「レーザー治療」。レーザー治療と書きましたが、一般的に機械を使った治療の事を指します。
レーザー( LASER )とは Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation の頭文字であり 1 種類の光のエネルギーを高めたものです。美容で使う多くの機械が当初レーザー治療であったためそれが日本ではなんとなく機械治療の総称となりました。実際は IPL (光治療) RF (ラジオ波)などを使った機械も二つ目に含んで考えます。これらの治療は真皮に高い温度を伝えることにより真皮層にある線維芽細胞(コラーゲンを生成する細胞)を刺激し肌のコラーゲン量を増やそうとする治療です。腫れなどのダウンタイムがない治療がほとんどであり気軽に試すことのできる美容医療です。現在、美容医療を受ける大多数の方がこの方法を選択されています。

 

「注入、注射治療」

三つ目は「注入、注射療法」。これはヒアルロン酸やコラーゲン製剤の注入、ボトックスなどの注射療法を指します。ヒアルロン酸やコラーゲンは何もしていないときにある、つまり表情を出していないときに存在するほうれい線やくまなどのピンポイントの治療に効果的です。目尻や眉間などの表情によってできるしわにはボトックスが唯一有効な手段といえます。このような表情ジワには手術やレーザー治療は功を奏しません。

 

「再生医療」

そして、今後第四の治療法として出てくるだろうものが「再生医療」です。これには自己の細胞を採取しコラーゲンを培養させて注射する方法や、自己の血液を採取し血小板を分離し注射する方法などが現在でも始められています。しかしながらまだ、需要と供給のバランスがとれていないために将来達成されるであろう効果にはまだ到底達していないように感じます。再生医療は美容にとどまらずすべての医療の今後の進む方向であるでしょうから僕たちも研究を進めていかなければなりません。現時点ではクリニックで自信を持って供給できる再生医療システムは日本にはまだないと思います。

ちょっと難しい話になってしまいましたがお分かりいただけたでしょうか?
さて、一般的に言って形成外科医が目指す理想の顔はどのような顔かご存知ですか?
一つ目の手術の目標の顔貌にも関係してきます・・・・・・・・・・・

実は真上を向いて寝て鏡を見た顔。これが理想とされているのです。皆様も試してみてください!

第4回 シミに良いと話題のお薬、飲んだ方がいいですか?

みなさんこんにちは。
クリニック診療で相談される、一番の悩みはなんだと思いますか?
僕らのクリニックでは「しみ」に悩まれている方が最も多くいらっしゃいます。

 

そこで最近患者様からよく質問されるのが・・・・第一三共ヘルスケアから発売された「トランシーノ」というお薬。 「先生、私はあれ飲んだほうが良いでしょうか?」というご質問をよくいただきます。
今回は飲み薬についてお話します。

 

みなさんのシミはどのタイプ?

30代くらいから両頬に浮き出てくるシミを感じる方は多いと思います。
両頬にほぼ対称に出てくる色素としては

 

① 肝斑      ② 両側対称性太田母斑

 

などが代表的なものとしてあげられます。見極めは非常に難しいのですが、
①はぼやーっと境界がちょっと分かりづらく、色味は茶色っぽいことがほとんどです。
②はどちらかというと径2-3mmの丸くややっ青黒っぽい薄いほくろのようなものが 集まってくるという経過をたどります。それぞれを悩んでいる方は多いですが今回は①のお話になります。

 

肝斑は慢性の炎症?

シミといえば、レーザー治療!みたいな考え方は世の中に拡がっています。 もちろんあながち間違えとはいえませんがレーザーなどを強く照射してしまうと 濃くなってしまうシミがあります。

 

それがまさに「肝斑」です。肝斑は何かしらの原因で頬に慢性の炎症が起こって いるのではないかと考えられています。それが女性の生理周期などで若干濃くなったり薄くなったりする印象があること から「ホルモンバランス」が影響しているのではないかという先生もおられます。

ただ、残念ながらすべては分かっていません。レーザーでシミを消すということは 黒い細胞を簡単に言えば焼いてしまうということ=火傷させるということです。

みなさん、火傷するとヒリヒリしますよね。ヒリヒリとはまさに炎症が起こっているサイン。 多かれ少なかれしみを取るようなレーザー後には炎症が起こっているわけです。

 

でもこの肝斑は慢性の炎症。炎症がさらに強まると当然濃くなってしまいます。
だから、肝斑には強いレーザーは禁物!もっとも、現在はレーザーとは似て非なる IPL治療という範疇の「ライムライトやオーロラ」などがあり、大きな炎症を起こさずとも しみが取れるようになりました。

これにより肝斑も濃くすることなく治療することが出来るようになりました。でもIPL開発以前はじっくり炎症をとる治療が肝斑の治療の唯一の方法でした。

 

意外と身近な成分「トラネキサム酸」

肝斑は昔から悩みとしてはあったんです。
その炎症を抑える成分が「トラネキサム酸」。トランシーノの主成分です。
トランシーノはOTC薬品です。OTCとはover the counter=カウンター越しに買えるお薬。

 

つまり処方箋なしに買えるお薬です。でも実は、僕らのクリニックのような医療機関では既にこの成分のお薬を以前から処方していました。
OTCではないのでもっと強力なやつを・・・ しかもトランシーノより安く(笑)。

ということで前述の「先生、私はあれ飲んだほうが良いでしょうか?」という質問には大概、「○○さん、今飲んでもらってるこの薬が同じ成分ですよ。しかも○○さんは倍の容量飲んでます。安心してください。」となる訳です。

ちなみにこのお薬、のどが痛いときなどに内科の先生が処方してくれる薬でも あるので飲んだことがある方も多いはずです。しみの治療を行っている医療機関では 処方してくれるところが多いはずです。
肝斑かなと気になる方一度医療機関にご相談されてもよいかもしれません。

第3回 サプリメントについて

今回はサプリメントについてお話します。

以前、スキンケアの講習会をおこなったときのことですが…

「サプリメントはどれを飲めばいいのですか?」 「 CoQ10 を 3 種類ぐらいと、αリポ酸と、コラーゲンと…」
「ダイエットサプリをかなり試していますが…」
などなど、サプリに関する質問を多く受けました。

ただ、はっきり言いますが、「楽して健康」はありえません。 「健康なくして綺麗」も難しいですよね。

中国製のサプリメントの事故も記憶に新しいところですし、 間違ったダイエットで体を壊す人も多いです。
「痩せる」「気軽に」「簡単」という言葉には注意してください。

安いものが悪いとは思いませんが、自分で調べることは大事ですよ。
僕らもサプリメントは使いますが、人によって補給するべき成分は 異なるので、個人個人でメニューをしっかり立てるようにしています。

また、サプリなど外部から栄養を摂るだけではなく、腸内の細菌環境を 整備することも大いに賛成です。

細菌と人間は相互に関わりあって生きています。そのバランスが大事です。 栄養が無くては人間は生きてはいけません。

その栄養を吸収する腸が重要なことはみなさんもご存知だとおもいます。

「快眠・快食・快便」のすべてに腸の働きは関わっています。
目的だけでサプリメントを選ばずに「仕組み」を理解してサプリメントをチョイスしてみてください。

第2回 コラーゲンは塗るの?食べるの?

「コラーゲンは塗るの?食べるの?」 という質問を受けることが良くあります。
皆さんコラーゲンについての関心は非常に高いですね。 今回はそんなコラーゲンについてお話します。

皮膚は大まかに分けると外側から表皮層・真皮層・皮下組織から構成されて いますが、コラーゲンは主に真皮層に多く存在します。 真皮は表皮の約 10 ~ 15 倍の厚みをもっていますが、表皮ほど細胞が密に つまっていません。お肌の「弾力性」や「柔軟性」を作っているとも 言えるでしょう。

その真皮層に多く存在するコラーゲンは、人間の体内で合成されるものですから、化粧品としてお肌から取り込むことは不可能です。最近は「ナノ化コラーゲン」なんていう言葉を聞きますが、これもちょっと疑問 ですね。外部からコラーゲンが体内に流れ込んで置き換わることができれば、ノーベル賞が取れますよ。

“化粧品のテクスチャーが良くなる程度”だと思っておいたほうが良い でしょう。 「ナノ化」は、意味がある成分とそうではない成分があるのです。

皮膚の弾力性のカギは「繊維芽細胞」です。繊維芽細胞がコラーゲン繊維や エラスチン、ヒアルロン酸を生産します。 繊維芽細胞が紫外線でダメージを受けたり老化してくると、若い頃のような 弾力性のあるコラーゲンやエラスチンを作ることができなくなります。

若々しいコラーゲンを生産するためには原料としてのタンパク質の安定供給 と、コラーゲン合成に必須のビタミン C および女性ホルモンが重要な働きを するのです。

結論から言えば「塗るのは保湿程度」「食べるなら高品質なものを選んで」 ということになりますね。 やはり細胞レベルで考えないと、きれいなお肌は創れないのです。

第1回 ストレスと肌荒れ

今回は「ストレスと肌荒れ」についてご紹介します。クリニックでも肌荒れの相談が多いですが、ストレスと気づかれていない方がほとんどです。

ストレスを感じると、いわゆる「交感神経」が興奮した状態、つまり、心配や怒りでピリピリしているときの状態になります。 すると、胃腸の動きが抑えられ、胃腸炎や便秘を引き起こします。便秘を起こすと、腸からの有害物質の吸収が起こることも。また、この状態の時には男性ホルモン(アンドロゲン)が優位になります。

男性ホルモンは男性のひげの部分の皮脂分泌を促進させ、キメのあらい浅黒い肌を作ります。こめかみやあごにできる「大人のニキビ」はまさにこれ。大きくて、痛くて、しみになっちゃういやなニキビです。このようなニキビができる方は、胸や背中にもニキビができることがあります。

肌荒れの大敵ストレス。このストレスに特に注意が必要なのは”まじめな人”です。

仕事でストレスを感じながらも、結果を出そうとして一生懸命働く
 

周りから信頼される

自然と仕事が集まってくる

 

こんなふうに忙しくなると、誰でも小さなミスをしやすくなります。すると、まじめな人の場合、自分を責めてしまうんですね。このときのストレスは、計り知れないほど大きなものとなります。

脳で感じたストレスは、自律神経を通してすぐに腸の運動に影響。お肌にてきめんに現れます。肌荒れのストレスは、みなさんがご存知の通りです。まさに、ストレス・スパイラルと言っても過言ではないでしょう。ひどいときには、体に深刻な状況を与える場合もあります。

こうして考えると、適度にいい加減な方のほうがいろいろな意味で上手くやっていけるのかもしれません。僕自身、要注意なところがあるから分かります。

いくら仕事ができていても、笑顔が少ないときは要注意です。頑張っていることは、自分が一番よく知っているはず。だから、自分で自分を応援してあげてください。「頑張れ」ではなく「よくやった!」と、ね。

さて、お肌が荒れているときは、穀類や野菜など、胃への負担が少ないものを食べましょう。日本人の美肌の根源は、正しい日本食とリラックスですよ!

春のスキンケアで気をつけることはありますか・・・?

春は気温の急な変化などで気候が安定しないため、肌の水分と油分のバランスが崩れやすい季節です。また、この時期は花粉やホルモンバランスの乱れで肌あれも起こりやすくなります。特に今年は、大気汚染や黄砂などの影響で今年になってからはじめて肌トラブルに悩まされている方も多いようです。

 

以前にもお話ししましたが、肌はバリア機能が崩れることでダメージを受けやすくなるので、保湿力があり、バリア機能を高める成分(VCIPやセラミド)などが配合されている商品をお勧めします。特にビタミンC誘導体「VCIP」は角質の水分量を保つ力もあるので非常に有効な成分です。

 

この時期に新しい化粧品を使用される際には、サンプルから使用する・パッチテストを行うなどしてからご使用いただくことをお勧めします。

 

 

*花粉による肌トラブルに関してはこちらもご覧ください

https://dr-products.com/?p=289

肌のくすみはどうして起こるのですか?

くすみが起こるには、いくつかの原因があります。

血行不良、肌の代謝が悪くなった、メラニン色素の生成、その他、乾燥やシワ・たるみなども肌がくすんで見える原因となります。肌のくすみを改善するためには、まず表皮層の一番外側にある角質層のケアが非常に大切になります。

 

まずは、下の写真を見てください。


(写真1)新しくシワのないアルミホイル

(写真2)1度丸めて広げたアルミホイル

 

例えば、きれいなアルミホイルを広げてそこに光を当てると、光が反射して表面はなめらかに見えますね。(写真1)

しかし、アルミホイルを一度クシャクシャにした後に広げ、光を当てると光が乱反射しきれいには見えなくなります。(写真2)

 

同様に、角質層のキメが整っていない肌は暗くくすんで見えますが、キメの整っている肌はワントーン明るく見えるようになります。そのためにも、角質層にある古い角質をピーリングなどで取り除き、肌のターンオーバーの周期を正常にしてあげることも大切です。また、肌を軽くマッサージしてあげること(あまり強くやりすぎないよう注意してください)、血行促進を促す成分の配合している化粧品を使用することもおすすめです。

 

ダーマサイエンスシリーズに配合しているビタミンC誘導体にはメラニン生成を抑制し、肌のキメを整える働きもありますのでこちらも非常におすすめです。

前から使っていた化粧品が、最近急に肌に合わなくなりました・・・。

季節の変わり目などによる温度差によって肌のバリア機能は崩れやすくなっています。特に今年は暑さと寒さがなかなか安定せず、肌も正常に機能することが難しくなっています。バリア機能が崩れることで外部からの異物の侵入に対し抵抗力が低下し、ダメージを受けやすくなります。それによって、今までお使い頂けた化粧品も、その時々のお肌の状態によりお使い頂けない場合もあるのです。また、加齢や環境によって肌の保水力の低下や肌質も変わってきますので、保湿力が高くご自身の肌に合う化粧品をお選びください。

ドクタープロダクツ商品の中でも低刺激処方ながら保湿力に優れた「ハーヴェストレイン」シリーズがありますので、こちらもおすすめです

 

 

*ハーヴェストレインシリーズ

トラブルにつながる乾燥から肌を守り、本来肌がもつ自己力を高めるために必要な成分を厳選配合したスキンケアライン。

詳しくはこちらをご覧ください。

そばかすが気になるのですが・・・。

そばかすとは幼少期からから出来始める茶色いシミのことです。これはほくろではなく肌の表皮に存在するメラニンです。紫外線が引き金となるということは多々認められていますが、遺伝的要素が強いのではないかと言われています。

よく見られるのは鼻を中心とした両頬です。遺伝的要素が強いと言っても出来方は他のシミと変わりがありません。原因であるメラニンはチロシナーゼという酵素によって生成されます。チロシナーゼの働きを阻害する効果があるビタミンCはので非常に有効な成分です。またビタミンC、フラーレンは一度できてしまった黒色メラニンを無色の還元型メラニンに変化させ目立たなくさせる点でも非常に有効な成分です。

そして、そばかすに関してはクリニックなどで取り扱っている光治療が非常に効果的です。そばかすがコンプレックスになっているという方は一度クリニックにご相談されることをお勧めします。

 

 

*おすすめ成分 ビタミンC誘導体 & フラーレン についてはこちらもご参照ください

https://dr-products.com/?page_id=135

UVケアでSPFの値はやはり高いものを選んだほうがいいでしょうか?

ご質問ありがとうございます。夏も終わりに近づいてまいりましたが、まだまだ日差しがきつい日が続いていますね。まず、SPFとは何かをご説明いたします。

SPFSun Protection Factorの略でUV‐B波の防止効果を表す指標です。UV‐B波は肌の表皮を傷つけ、赤く日焼けさせシミ等のトラブルも元になります。SPFの数値は紫外線を浴びた時に皮膚が赤くなるまでの時間を何倍にできるかを表します。

 

例えば、約20分で皮膚が赤くなる方がSPF 30のUVケア商品を使用した時に

 

20分 × 30(SPFの数値)= 600分 = 10時間 

 

約10時間は防げますという目安となるのです。

 

ちなみにPA はUV‐A波の防止効果を、+の数により3段階で表す指標です。UV‐A波は波長が長く肌の奥に届くためシワやたるみの原因ともなります。

 

ご質問いただいたSPFの数値は高い方がいいか?との質問ですが、SPFの数値が高くなるにつれて、お肌への負担も大きくなります。炎天下の中、屋外に長時間いる方は別ですが、日常の生活で使用されるのであればSPF 20、30で十分効果的だと考えています。

 

 

フラーレン配合UVケア

ダーマサイエンス  DPUVプロテクター

 

30ml ¥4,620(税込)

SPF 30  PA++

皮膚の赤みが気になります・・・。

今回は皮膚の赤みケアについてアドバイスさせていただきます。

皮膚の赤みの原因は多岐にわたりますが、一番多いのが①乾燥による赤みです。これは、乾燥肌を改善することで、ウソのようにきれいになります。

次に多いのが②ニキビが出来た後に残った赤みです。これはニキビの発生をコントロールすることで、時間をかけてですが自然に消えていきます。

その他には③鼻の周囲などにできる毛細血管拡張による赤み等があります。①②は乾燥肌、ニキビを改善することが先決になります。(乾燥肌、ニキビの改善に関しては下記もご参照ください*)

 

全ての症状に共通して言えるのが「ビタミンC誘導体」が効果を発揮するということです。少し難しいお話しになりますが毛細血管拡張は皮膚および皮下に「NOラジカル」と呼ばれるフリーラジカルが密接に関与していると考えられています。この「NOラジカル」をもっとも効率よく取り除く働きをするのが「ビタミンC誘導体」です。乾燥やニキビに伴う赤みはこれらをコントロールすることでケアすることが可能です。

しかし、毛細血管拡張の顕著なもの(皮膚に糸ミミズのような血管が透けて見えるなど)に関してはクリニックにて医師に相談の上、レーザー治療を受けられることをお勧めします。

 

*乾燥肌、ニキビでお悩みの方はこちらもご参照ください。

https://dr-products.com/?p=293

https://dr-products.com/?page_id=157#trouble01

https://dr-products.com/?page_id=157#trouble06

 

アトピー肌のスキンケアについて教えてください。。。

今回はお悩みの多いアトピー肌のケアについてお話をさせていただきます。

アトピー肌は皮膚のバリア機能が大変低く、そのバリア機能を決定している細胞間脂質のなかの「セラミド」という保湿因子が不足しています。この「セラミド」については前々回でも紹介させていただきましたが保湿力の70%以上を担うと同時に外部の侵入物から肌を守るバリア機能を果たすという大変重要な保湿因子です。

 

アトピー肌は「セラミド」の生成能が低い

肌が乾燥し、バリア能が低下する

外部の物質が肌に侵入し刺激となる

刺激によりお肌を掻くことでさらにバリア能が障害を受け、悪循環が生まれる

という経路をたどります。

 

スキンケアとしてはただべたべたした保湿剤だけを塗るのではなく“肌の持つ保湿力を高めるケア”が必要となります。脂溶性ビタミンC誘導体「VCIP」にはセラミドを作る力を高め、角質層の水分量を高める力がありますのでおすすめです。その他のケアとしては、角質の保湿因子を洗い流さないマイルドな洗顔アイテムを選択することです。しかし、アトピー肌が炎症を起こした際には本人の努力のみでこれを治療することは非常に困難ですので、やはり早めに専門医を受診されることをお勧めします。

ビタミンCはお肌には飲む方がいいの?塗る方がいいの?

最近、『先生、ビタミンCはお肌に対して、サプリなどで摂るのと化粧品などで塗るのはどっちがいいですか?』と聞かれることが多いので今回、お答えさせていただきます。結論から申し上げますと、お肌への効果を感じていただくのであれば、直接お肌へ塗布した方が効果が高いと考えています。

皆様、御存じの通り体の筋肉やいろいろな器官を成り立たせているコラーゲン(タンパク質)をつくるためにビタミンC は不可欠ですし、体の活性酸素を消去したり免疫力を高める働きがあるなどビタミンC は体内の至る所で必要とされます。口から摂取したビタミンCは体内のあらゆる部分で消費されてしまい、体の最も外側である皮膚まで十分に行き渡りません。もちろん内側からビタミンCを摂ることで間接的にお肌への効果はありますが、お肌により効果を感じていただくにはビタミンC化粧品を使用することをおすすめします。その際には、同じビタミンCでもお肌にしっかりと浸透し効果のあるビタミンC誘導体を配合しているものをお選びください。

 

ビタミンC誘導体に関してはこちらもご参照ください。

https://dr-products.com/?page_id=277

 

夏なのにお肌が乾燥します・・・。

お肌が乾燥する季節は?と質問すると多くの方が寒さの厳しくなる冬の季節とお答えになるかと思います。しかし、夏のお肌も非常に乾燥しやすい季節なのです。夏の乾燥の原因は紫外線や冷房などがあげられます。紫外線は表皮細胞を傷つけ、赤く日焼けを起こさせます。また、紫外線により発生する活性酸素がお肌の細胞を作る脂質を過酸化脂質に変えお肌のバリア機能が弱まり潤いが奪われてしまいます。もうひとつの原因、冷房は室内の湿度外気より低めで空気は乾燥しがちです。乾いた空気によって肌の水分は奪われやすくなるのです。

しっかりと紫外線対策をすることはもちろん、活性酸素を抑えること、角質層の水分量を補うことがポイントです。角質層のうるおいを保つのは①皮脂膜②NMF(天然保湿因子)③細胞間脂質の3つの成分です。特に「セラミド」などの脂質を含む細胞間脂質が水分保持力にとても重要です。以前にもお話ししましたがこのバリア機能を持つセラミドを作る力を高めることが乾燥するお肌には大切です。

脂溶性ビタミンC誘導体「VCIP」にはセラミドを作る力を高め、角質層の水分量を高める力がありますのでおすすめです。夏のお肌にも水分補給はもちろん、クリームなどでしっかりとお肌のバリア機能を高めることを心がけましょう。

 

VCIP、セラミド等を含むダーマサイエンス「DPクリームテクノホワイト」はVCIP、セラミド等を含み比較的夏場でもべたつかないテクスチャーですのでおすすめです。また「LF5(リポフラーレンオイル)」もフリーラジカルを強力に除去し、オイルですがさらっとしているので化粧崩れの心配もございませんのでおすすめしています。

最近、しわが増えてきた気が・・・。どうしたらよいでしょうか?

シワ・たるみなどのお悩みに対してはお肌のコラーゲンを生成することがポイントになります。

皮膚は大きく分けて、表皮層、真皮層に分かれています。コラーゲンは特に真皮層に多く存在し真皮層の約70%がコラーゲンといわれています。シワ・たるみの大きな原因として加齢によるコラーゲンの減少、紫外線などによるコラーゲンの破壊などがあげられます。

では、どうしたらコラーゲンを生成できるか?コラーゲン生成にはビタミンCが必要不可欠です。ビタミンCにはコラーゲンを生成する力があり、ビタミンCがお肌に不足するとコラーゲンの生成量が減ります。結果としてシワやたるみに繋がってしまうのです。ビタミンC誘導体によりお肌の内側にしっかりとビタミンCを届けることが大切です。

ジュディシュプリシリーズにはハリのもととなる真皮層に働きかけるビタミンC誘導体「APPS」を配合しているので、リフトアップ効果が非常に高くおすすめです。

 

 

ポイント!!

○コラーゲン生成の働きを持つビタミンCをお肌に摂取

  = ビタミンC誘導体配合商品でお肌の内側にビタミンCを届ける

○コラーゲンを破壊する紫外線や活性酸素からお肌を守る

  = しっかりUVケア

    フラーレンなどによりフリーラジカルケア

花粉による肌トラブルの対処法は?

花粉症は、花粉の「異種タンパク」というものが、体内に侵入することで起こるアレルギー症状を言います。鼻水や目のかゆみなどは、花粉が鼻孔や目などに侵入することで起こりますが、肌には異物の侵入を防ぐバリア機能があるため、バリア機能がきちんと働いていれば花粉による肌トラブルは起こりにくいはずです。しかし、寒さや乾燥の激しい冬の時期にコンディションを崩してしまったりしていると、バリア機能が低下するので、「異種タンパク」が肌に侵入しやすくなってしまいます。そのため、肌がかゆくなったり荒れてしまったりするわけです。 花粉による肌トラブルの最適なケアは、バリア機能強化、つまりバリア機能を担う保湿因子「セラミド」を増やすケアです。 セラミドは、外部からセラミド自体を補給すると同時に、肌がセラミドを作る力を促進してあげることで、肌のバリア機能を高めることが出来ます。 この セラミドを作る力を高める成分として大変有効なのが「ビタミンC誘導体」です。 特に、クリームなどに配合されているビタミンC誘導体「VCIP」を配合した化粧品でケアすることで、バリア機能が強化はもちろん、乾燥肌、敏感肌にも効果を発揮します。 また、バリア機能を弱める原因として物理的な刺激も挙げられます 。肌は摩擦(特に濡れた状態での摩擦)に大変弱いです。しかし花粉症の方は、肌をかいたり、頻繁に鼻をかんだりするため、肌を摩擦しがちです。かゆみがある場合肌を押さえるようにしてかゆみを我慢する、また使用するティッシュは肌にソフトなものを選ぶなど、肌の摩擦を極力避けるような工夫をしてあげてください。

肌の老化を遅らせるにはどんなことに注意すればいいですか?

肌の老化を促進するものは紫外線( UV )と乾燥につきます。 UV は細胞の中にフリーラジカル(活性酸素)を発生させることにより、遺伝子の年齢を決めるテロメアを傷つけ、細胞レベルから老化を進めてしまいます。表皮レベルではシミやくすみを引き起こし、真皮レベルではコラーゲン、エラスチンなどの分解を促進し、たるみを引き起こします。ビタミン C はこの UV が発生させるフリーラジカルを退治するので、若々しい肌を保つのに不可欠です。また乾燥は皮膚のターンオーバーを遅らせ、くすみやシミの元となるだけでなく、ちりめんジワを引き起こします。 リン酸型ビタミン C や VCIP 、 APPS などのビタミンC誘導体は、表皮の保湿成分の生成を助け、乾燥しにくい肌へと体質改善に導きます 。

デトックスってなんですか?

体内に蓄積した毒素を体外に排出することを「デトックス」と呼びます。 体内毒素とは水銀やアルミニウムなどの有害ミネラル、フリーラジカル、体内老廃物、 悪玉コレステロールなどがその代表格です。 体内に毒素が溜まると、肌荒れ、頭痛や肩こ り、慢性的な疲労感、冷え性、生理不順などを引き起こします。この状態が進行すると重 大な病気につながります。ストレスに悩まされる現代社会では、便秘や下痢など腸の悩みが大きな問題となっています。 人間の重要なデトックス器官は「腸」。体の栄養分を吸収する腸が弱ってしまっていては健康な体を維持することはできません。腸は排泄という重要な役割も担っているのです。お腹の中を健康に保つということが「デトックスパワー」 を高めているといえるでしょう。